文系でもフリーランスエンジニアになれるか?

先に結論を言ってしまえば、文系でもフリーランスエンジニアにはなれます。
これは文系でもシステム系の会社に就職できることと同じです

文系でもシステム会社に就職できてスタートラインは同じ



システム系の会社に就職する際に「自分は文系だからシステム系会社への就職は無理かな。」と悩んだり、諦めたりしてしまう方は多いです。ただ、このような一様に不安を感じていた文系出身者が、理系出身者に比べてシステムの運用や開発保守に対して本当に適性がないといえば、答えは「No」です。なぜ「No」なのかといえば両者のスタートラインは実は同じだからです。


まず、文系出身者は理系出身者同様、教室なり研修室で社内教育を受けます。ここではシステムエンジニアの基礎となるロジカルシンキングやディスカッション形式での疑似開発、言語研修(主にC言語やJava、VBスクリプト等)、仮想OS(WindowsServerやLinuxOS等)を使ったサーバ構築など研修などを受けます。その上でOJTとして現場へと配属されてシステム運用や開発保守の現場で一人前にシステムエンジニアとして育っていくわけです。


結局のところ社内研修での文系出身者と理系出身者での差は何もつかないのが現状です。大学でよっぽどサーバ構築を多数行っていたとか、LinuxOSを使って演算処理を行わせる為にプログラミングを行っていたような学生でない限り、システム運用や開発保守の基礎知識という意味ではスタートラインは一緒なのです。

むしろ、現場に配属となりトラブル時や報告が必要な場面では、文系出身者のほうが言葉をまとめる事に長けており有利に働くことさえありますので、「自分は文系だから」というつまらないレッテルを自分自身に貼るのは時間のムダといえます。よって、文系出身者で悩んでいる人の悩みは不要なわけです。

フリーランスエンジニアになるにはまずは就職がお得



プログラミングスクールでプログラミングを学び、いきなりフリーランスエンジニアになることも可能です。ただ就職すれば最初の数ヶ月間、システム開発やシステム運用に関する知識を会社から給料をもらいながら学ぶことができます。フリーランスエンジニアを目指す人も、まずは就職を目指して就職活動する選択肢もあることを考えましょう。

その会社で様々な業務や知見を学び、その後フリーランスエンジニアになっても良いですし、その会社が気に入ればそのままいれば良いだけです。ただ、フリーランスエンジニアになるのであれば、どのような業務を中心に行っていくのか?を明確にした方が良いです。

システム運用業務のススメと実績の裏付けの重要性




文系・理系の括りは関係ないとはいえ、システム運用業務はシステム開発業務より納期などなく厳しくないのでオススメです。システム運用で必要な知識ですが、実は多岐にわたり、また広く浅くシステムを網羅的に理解する力が必要です。ただ、システム運用領域に至っては最先端の知識はあまり必要無く、それよりも体系的にシステム全般をまずは学習することが効果的です。

目安としては、国家資格である基本情報処理技術者試験が合格できたらシステムに関しては一定水準レベルにあると周囲から認められるでしょう。 基本情報技術者試験は開発者の知識である、システムの基礎理論(アルゴリズム、離散数字、プログラミング)、コンピュータシステム(ハードウェア構成要素、ソフトウェア)、技術要素(ネットワーク、ネットワーク、)と、利用者の知識であるプロジェクトマネジメント、経営戦略、システム戦略など両面が学べる点です。

もちろん、システム運用の知識であるサービスマネジメントも学ぶことができます。 資格なんて関係ないというエンジニアも一定数居ますが、フリーランスエンジニアとしても、ある一定水準のシステムの理解が求められますし、逆にこれらの資格が他のフリーランスエンジニアとの差別化に繋がる可能性もあります。

これは文系・理系の括り以上に、フリーランスエンジニアを受け入れる企業側の判断基準にもなります。つまり、フリーランスエンジニアは文系でもなれますが、実力や実績の裏付けがないと厳しい、ということが真実なのかもしれません。