40代。若手です。 ~COBOLエンジニアの場合~


 
さて弊社には40代を超えたベテランのエンジニアが多くいらっしゃいます。
ここでも何度か話題にしていますが、最近はやはりエンジニアが不足しているため、
現役の年齢層が段々高めになってきています。
 
その中で特にCOBOLはかなりお年を召した方が多く、50代の方々が主体ですね。
それでもやはり決まって現場に行かれます。
40代以下となりますと、もう若手といっていいです。
 
まあはっきりいって長いことレガシーという側面からCOBOLは語られてきていまして、
20年も前から新しく学ぶ言語としては・・・・なんて言い方されてきましたが、
必要な現場は相変わらずまだまだあり、おかげ様でといったら何ですが、
若手がかなり少なくなっている状況です。
若手のCOBOLエンジニアとなれば引く手あまたといえます。
 
さてどのようなことが起こったのでしょう。
 
COBOLが開発されたのは1959年ですが、日本では1970年代のIT化・基幹システムの
整備に従い。活用されはじめました。主役は金融業界です。
日本のITビジネスは金融が引っ張ってきたといってよいのですが、1960年~80年代に
第一次~三次のオンラインシステム構築という日本の銀行システムをオンライン化
していく開発プロジェクトがあり、
その際に日本の情報産業が形作られたといって過言ではありません。



COBOLはPL/1とともに第三次オンラインシステムで大活躍をしました。
 
銀行の基幹システムといったら、ミッションクリティカル、システムダウンしたり、
間違いがおこったら絶対にまずいものです。当時は汎用機とCOBOLの組み合わせ
以外選択肢がほとんどなかったと言えます。
 
では何故いま新しい言語に変えないのでしょうか。
 
ご存じの通り、いまやっているのです。
しかし、かつて相当難しい処理を力技で行ってしまったため、複雑化したプログラム構造が
もう大変で触ること難しくなってしまっていることがあります。また、COBOLでも
より分かりやすい構造に改修する試みも行われていますが、1行数週間という話もあるそうです。
 
その作業もCOBOLエンジニアあってのものですよね。
 
また銀行の基幹システムが汎用機とCOBOLの処理にあっていたという話もあります。
詳しくは触れませんが、銀行の業務処理で大量に行う10進数の処理は汎用機と
COBOLではやりやすく出来ているようです。
それをもって汎用機とCOBOLはそのまま生き残るという方もいらっしゃいます。
ブロックチェーンのマイニングでも使われていますし。
 
IBMではまだまだ汎用機を収益源として健在のようです。
 
エンジニアの皆さんもCOBOLが気になっておられる方もいらっしゃるでしょう。
 
あえて未経験の方が始められるには少し敷居が高いかもしれません。
 
ただ、かつて経験がある方はオプションの一つとして検討されてはいかがでしょうか。